Mastery Test

コース/レッスンの習得度を判定するテストで、正解率によって出題される問題の難易度が自動調整されます。教師または管理者がレコードマネージャーを使ってアクセス管理をします。各テストはおよそ6〜12分で、20〜50題が出題されます。

問題はコースウェアデータの中から何題かがアトランダムに出題されるので、生徒によって異なった問題が出題されたり、又テストを二度受けた場合、最初の時とは違う問題が出題されます。

テストの結果は自動的にレコードマネージャーへ記録されます。 満点は100点です。基本的にテストが80点以上であれば、そのユニットをマスターしたとみなして次のユニットに進み、80点以下の場合は、マスターするまで更なる学習が必要です。テスト項目は全てレッスンで紹介した表現なので、適切な学習ができていれば少なくとも80点は獲得でき、クラス平均は90点以上になるはずです。

96-100 = A または Excellent 90-95 = B または Good
85-89 = C または Satisfactory 80-84 = D または Unsatisfactory Pass
0-79 = F または Not Pass    

テストを受けるタイミング

対象ユニットを十分学習してからテストを受けます。生徒のレベルや母国語等によっても異なりますが、通常学習進度が85%以上にした場合、十分学習したとみなされます。

テストを受けるには、教師がレコードマネージャーを使って対象テストのロックを解除する必要があります。または進度が一定以上に達したときに自動的にロック解除するよう設定することもできます。テストは1度受けると再ロックされます。再テストの時は、教師が手動でロック解除してください。

各生徒のテストの結果はレコードマージャーに記録されます。生徒は自分の学習記録で結果を確認できます。

テスト問題のタイプ

マスタリーテストの問題には選択問題やリスニング問題、文の作成等いくつかのタイプがあります。

語彙と文法に関する穴埋め問題

選択形式の問題です。ここでは主に単語と文法に焦点を当てています。生徒は最初にセンテンスを読み、それに合った答えを選択します。

これらの問題には時間制限があり、また答えるチャンスは2回あります。1回目で正解した場合は得点をもらえますが、2回目で正解の場合は全得点もらえません。累積得点はテストスクリーン下部に表示されます。

lexical

リスニング

リスニングに焦点を当てた問題です。生徒は質問を聞き、正しい答えを選択します。

このタイプの問題では、生徒の解答チャンスは1度しかありません。正解するとプログラムが正しい答えを読み上げ、次の問題に進みます。間違えた場合、プログラムは間違いである旨を指摘し、次の問題に進みます。

制限時間内に答えなかった場合、もう一度文が読み上げられます。2回時間切れになると間違いとみなされ次の問題に進みます。

listening1
listening2

文の作成

提示されている語句を問題文の適当な場所へ移動させ、文を作成する問題です。
ここでは、レッスンで紹介した表現が出題されます。特に出題される問題の多くがFocus Exerciseで学習した表現なので、十分に学習した生徒にとっては簡単に感じられるでしょう。

また1回の間違え、もしくは時間切れでも2回目のチャンスが与えられています。1回で正解した場合は全得点をもらえますが、2回目で正解した場合、全得点はもらえません。 また、2回時間切れになると次の問題に進みます。

sentenceconst

文の並べ替え

マスタリーテストには、文の並べ替え問題があるものもあります。これらは、レッスンで学習した文章が出題されるので、十分に学習した生徒にとっては簡単でしょう。

このタイプの問題は、まずセンテンスを読み、次に文の順番を決めます。右記の例では、b →c →aという順番が正解です。

この問題は文と文の関連を読み取る能力のテストです。

sentenceorder